朝の寒さで布団から出るのに気合いの要る季節になってきましたね。
私は末端冷え症なため手足が結構、堪えます。
さて、今週もリビングダイニングのお話です。
前回はソファのお話でした。
今回は、関連してテレビ等のお話です。
◆住まいの大きさとテレビのサイズ
ブラウン管テレビの時代、テレビの存在はかなりのものでした。
液晶テレビが登場し、その薄さゆえ、存在感とともに置き場所も省スペース化できるようになりました。
しかし、近ごろの家はコンパクトになっていることもあり、やはりテレビスペースの問題は計画上大きな存在になります。
どうせなら、テレビが無ければこのプラン成立するし、かなりいけてると思うことも図面の段階では、しばしばあります。
壁掛けテレビはあるものの、それでも数十センチは前に飛び出します。
壁に一体化するテレビがあれば、どんなにいいことかと思います。
お知り合いにテレビ製造販売業界の方がいらっしゃれば、是非とも、そのようなテレビを開発するようにお勧め頂ければと思います。(笑)
もっともテレビはリビングだけでなく寝室にもあったりしますので、用途に応じたものが必要とは思います。
◆テレビの存在
それほど、テレビの存在は大きく計画に影響します。
もし、テレビは不要と言う方がいらっしゃれば、喜んで計画を引き受けたいとさえ思ってしまいますが、やはり生活に浸透しているため、そうもいかないのでしょう。
◆テレビの配置
陽射しが、どんどん降り注ぐ部屋にテレビ置場を計画する場合、眩しさでテレビが見えない配置にしてしまうと、折角の陽射しを遮ることを考えないといけません。
出来れば、そのような対処療法で無く、少し壁があって陽射しが直接テレビに当らないように根本的な配置を考えるべきですね。
◆リビングダイニングは存在感のあるものが一杯
このようにリビングダイニングにはテレビを代表する、存在感の大きな色んな生活用品が鎮座することになります。それらとの関係を良く考えて計画しないと、作ったのはいいけど収まらないので買い替えないといけない、と言うこともあり得ます。
新築の場合は、家と一緒に家財道具を買い替えることもあると思いますので、家に合ったサイズの物を選択して下さい。
◆空間を立体的に考える
又、平面だけで考えるのでは無く、空間を立体的に捉えて収まるかどうかを検討しないといけません。しかし、空間を立体的に捉えるには、少し訓練が必要なため苦手な方は専門家に頼って家づくりをされることをお勧めします。
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